災害時に備えて防災リュックを手作りしてみました。中身はほぼ100均商品で構成されているので、だれでも作ることができます。
・防災リュックの中身一覧
・安全な置き場所
防災リュックの中身一覧と安全な置き場所についてみていきます。
防災リュックの中身一覧
用意した防災リュックの中身を7つのジャンルに分けてリスト化してみました。
・貴重品
・飲食料(2〜3日分)
・道具
・衛生用品
・救急用品(薬・絆創膏など)
・身につけるもの(装備・着替え)
・情報
・あれば役に立つもの
一覧表はこちらになります。
スマホだと横にスライドできます
リスト
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備考
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防災リュックの中身
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貴重品
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小銭を多めに
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飲食料
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水
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1〜2日分
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非常食
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1日分
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紙皿
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サランラップと併合
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道具
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ガムテープ
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折りたたんで収納
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サランラップ
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様々な場面で活躍
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ハサミ
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工作などに使う
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エコバック
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水の運用に使用
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衛生用品
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ティッシュ
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拭き取り
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ウェットティッシュ
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消毒など
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汗拭きシート
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シャワー代わり
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トイレットレーパー
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トイレで使用
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ハンドタオル
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拭き取りや敷物
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オーラルケアセット
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歯磨き
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携帯用トイレ
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3回分用意
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身につけてるもの(装備・着替え)
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懐中電灯
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すぐ出せる場所に入れる
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レインコート
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携帯しやすいもの
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軍手
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様々な作業や防寒対策
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マスク
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必須
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着替え
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避難所で着る用
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帽子
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日差しや避難所生活のストレス対策
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スリッパ
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すぐに出せる場所に入れる
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ホイッスル
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すぐに出せる場所に入れる
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情報収集(ラジオ・USBケーブルなど)
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手持ちラジオ
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乾電池・USB充電できるタイプがおすすめ
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メモ帳・筆記用具
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マジックがあると便利
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USBケーブル
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充電するデバイス分を入れる
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イヤホン
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ラジオ用
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乾電池
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必須・50本が備蓄目安
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あれば役に立つもの
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レジャーシート
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敷物・防寒などに活躍
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水タンク(携帯用)
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ポリ袋などでも代用可能
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エアー枕
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避難所生活用
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LEDランタン
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あると心強い
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防寒用具
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カイロ・アルミシートなど
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中身のほば9割は100円均一です。
具体的にいえば、
・レインコート
・ラジオ
・懐中電灯
・帽子
・衣服
・飲食料(2~3日分)
以外です。電化製品と衣服、食料は普通に揃えました。
それでは、詳しくみていきます。
中身はフリーザパックで小分け
入れ方としては、中身はフリーザパックで小分けしていきます。
「防水対策」と整理のしやすさを兼ねて取り入れています。
「メモ帳」や「身分証のコピー」、「乾電池」、「USBケーブル」などの水に濡れてはまずいものを守れます。
貴重品
<現金・身分証明書またはコピーなど>
身分証明書はコピーして、現金はそのままフリーザーパックに入れておきます。
現金は公衆電話などで利用することもあるので多めに用意していくと良いです。
飲食料(2〜3日分)
・水(500mlペットボトル3本)
・非常食(缶詰などそのまま食べられるもの)
・紙皿
<水、非常食>
水と非常食は最低2日分くらいは入れておくと良いそうです。
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マイバックには水500 mlペットボトル3本、非常食は魚の缶詰2個とカロリーメイト、乾パンを入れてます。
<紙皿とスプーンなど>
紙皿は基本サランラップなどでカバーをして使いまわせるようにします。
道具
・ガムテープ
・サランラップ
・ハサミ
・レジ・ポリ袋
・エコバック
<ガムテープ・ハサミ・サランラップ>
ガムテープ利用用途
・止血する時の固定
・骨折時の添え木の固定
・メッセージなどを書いて貼る
サランラップ利用用途
・食器を洗うスポンジ代わり
・包帯代わり
・食器カバー
・防寒具
色々な用途で利用できるガムテープは芯をとり、畳んでしまいます。
サランラップもあると役立つのでいれておきます。ハサミはポリ袋や紙を切る、場合にやっては食料を切ることもできます。
<レジ・ポリ袋>
レジ袋の活用用途
・手袋代わりにできる
・ゴミを入れる
・小物の小分け
ポリ袋の活用用途
・水タンク・お皿の代用
・止血や骨折時などの応急処置
・簡易トイレ
・下に敷くシート代わり
・防寒具・雨具代わり
参考元:ハルメクウェブ
小さめのレジ袋は濡れてしまうものをしまう時や物を小分けにする時に便利です。
また大きめのポリ袋も役に立ち水タンクの代わりになったり、簡易トイレや防寒具にもなるので持っていると便利です。
<エコバック>
エコバックはポリタンクの水を運ぶ時などに役に立ちます
救援物資をもらいに行く時などにも使えますね。
衛生用品
・ティッシュ・ウェットティッシュ
・汗拭きシート
・トイレットペーパー
・ハンドタオル
・オーラルケアセット
・携帯用トイレ
<ティッシュ・ウェットティッシュ・汗拭きシート>
ポケットティッシュやウェットティッシュ拭き取りや消毒などで使います。
ボディシートは体を拭くことでリフレッシュでできますし、シャワーなどが浴びれない時にも効果的です。
<ハンドタオル・トイレットペーパー・オーラルケア>
ハンドタオル以外にもフェイスタオルやバンダナはいろんな場面で役に立ちます。
トイレットペーパーは潰してジップロックして、雨などでリュックが濡れても良いようにしています。
<携帯用トイレ>
非常時用に持っておくと心強いです。100円ショップのものは一回使い切りなので3つくらい準備しておくと良いです。
救急用品(薬・絆創膏など)
常備薬は胃薬と頭痛薬を入れておきました。絆創膏も怪我をした時に必要なので入れてあります。
身につけるもの(装備・着替え)
・懐中電灯
・レインコート
・軍手
・マスク
・着替え
・帽子
・スリッパ
・ホイッスル
<懐中電灯>
懐中電灯は避難する時に電気が通っていないことも想定して必需品になります。
また、これひとつあればビニール袋などを使いランタンにもできるので様々なところで活用できます。
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乾電池の備蓄もしっかりしていきましょう!
<レインコート>
雨が降った時に役に立つレインコートで災害の場合は防寒具としても役に立ちます。
折り畳めてコンパクトにできるのもレインコートの良い点です。
性能的には「耐水圧10000mm」以上のものが良いとされています。
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初めは、大きめを用意していましたが、コンパクトにしたくて折りたためる方にしました。
<マスク・軍手>
作業で使える軍手は持っているとかなり便利です。マスクは今や欠かせない存在になっていますが、非常用に入れていくことも良いです。
<着替え>
着替えは雨に濡れることや避難所へでの着替えを想定して、コンパクトな上下と下着を入れました。
<帽子>
直射日光を防ぐなど意外に避難所生活などで髪がボサボサになっているのをカバーできます。
バックの中に入らないので持っていきやすい場所に置いています。
帽子1つあれば、補給や水汲みに並ぶ時などにさっと被って行けるので便利です。
<スリッパ>
スリッパは避難時や避難所での生活にとても役に立ちます。
種類は瓦礫や鉄の破片で踏み抜かないように踏み抜き防止の耐久性があるものが望ましいです。
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100均一などで買ったものに踏み抜き防止シートを敷いて利用するのもおすすめです!
<ホイッスル>
ホイッスルは災害で何か起きた時に高い音を出せるのでとても役に立ちます。
いざという時にすぐに使えるように取り出しやすい場所に入れるのがポイントです。
ファスナーに吊るしておくのもアリです。
情報収集(ラジオ・USBケーブルなど)
・手持ちラジオ
・メモ帳・筆記用具
・USBケーブル・イヤホン
・乾電池
手持ちラジオは持ち運びできるメディア媒体ですのも災害での情報を得るには欠かせません。
端末も「ソーラー充電式」、「手回し式」などで充電できるものもあるので、乾電池や充電手段がなくても使えるメリットもあります。
<メモ帳・筆記用具>
伝言を残す時などに持っていると便利です。油性マジックは用意しておくと良いと思います。
<USBケーブル・イヤホン>
スマホとモバイルバッテリー用にそれぞれのケーブルを用意しました。(ライトニングケーブルと、マイクロUSBケーブル)
スマホではケーブルがないと充電できないので忘れずに入れてあります。
また、イヤホンは避難場所でラジオを聴く時などを役に立ちます。
非常用には充電の必要のない有線イヤホンがよさそうです。
<乾電池>
懐中電灯があっても乾電池がない動きません。充電バッテリー(乾電池対応)やラジオもそうです。
なので乾電池は必須アイテムと言えます。
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懐中電灯とラジオとLEDランタンに利用する分の電池を確保しました。
あれば役に立つもの
・レジャーシート
・水タンク(携帯用)
・エアー枕
・LEDランタン
・防寒用具
<レジャーシート>
下に敷く、ブランケット代わり、レインコートかわりなど様々なところで活用できます。
<エアー枕>
避難場所などに避難する場合、地べたに寝ることもあるので、枕があれ安眠できます。
私が入れているものはタイソーの100円商品で使い心地が意外と良いです。
<水タンク>
簡易的な給水タンク代わりに使う目的で入れました。丸めて収納できるので、場所に困りません。生活用水なども貯めれます。
<LEDランタン>
避難所や自宅避難の際など、電気が通らない時に役に立ちます。
嵩張るので、なるべくコンパクトになるものがお勧めです。
【ワークマン】LEDコンパクトランタンライトを購入レビュー!
<防寒用具>
真夏以外では肌寒かったり、雨に濡れて寒くなったりするので、「カイロ」や「アルミシート」など入れておくのがおすすめです。
ヒートテックインナーとかもありかもですね。
中身は以上になります。
で、入れてみて完成したのがこちらです。
それなりに入れたのですが、幾分か余裕あり、出し入れも楽チンです。重さは10kgくらいだと思います。
完成したら、実際の背負ってみてどのくらい動けるのかを確認することも大切です。
中身はいくらかかったの?
実際に非常用リュックを準備してみてどのくらいかかったのかを見ていきます。
防災リュックの中身
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購入場所
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金額
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防災リュック |
自宅
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0
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飲食料・懐中電灯・LEDランタン・帽子・ラジオ・レインコート以外
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100円均一
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約2500円
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懐中電灯
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自宅
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0
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飲食料
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スーパー
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約1000円
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LEDランタン
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ワークマン
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約700円
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帽子
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ワークマン
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400円
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踏み抜き防止中敷
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ワークマン
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約800円
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ラジオ(配送待ち)
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ネットショップ
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3000円
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レインコート
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スーパー
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600円
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合計
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9000円
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総額は約9000円でした。
リュックと懐中電灯は自宅にあったものを使用していますので費用がかかってません。ですが手持ちラジオがそこそこの値段した感じがします。
*参考にさせていただいた動画
*参考にさせていただいた記事
「防災リュック」の安全な置き場所
準備した非常用リュックは置く場所も重要です。
すぐに持ち出せて避難できる場所に置いておかないと非常用バックの意味がありません。
おすすめの置き場所
置き場所の例(自宅の場合)
・玄関
避難する時に立ち寄ることが多い入り口
(人目につきやすい)
・キッチン
主婦の方はいるケースが多い
(空間が狭いので収納に工夫が必要)
・リビング
面積が広いことが多いため家族みんなの非常用バックをおく時に良い
(収納スペースが少なく、人目につきやすい)
・寝室
寝ている時に災害に出会した場合に効果的
(寝室が奥にある場合は避ける)
ポイントは「普段の生活でいつも過ごしている場所」に置くということです。
普段いつも過ごしている場所に置いておけば非常用リュックと近い距離に自分がいるのですぐに持って行けますよね。
極力、置かない方が良い場所
置かない方が良い場所の例
・グローゼットの中
・床下収納
・押入れの奥
逆に置かない方や良い場所もあります。それは「すぐに持ち出せない場所」です。緊急用なので普段は使いませんよね。
なので結構、部屋の見えないところとか、奥まったところに置いちゃうことあると思いますが、これはさけた方が良さそうです。
すぐに持ち出せなければ非常用リュックの意味ないですもんね。
まとめ
まとめると、
・フリーザーパックに入れて小分け
・飲食料は保全期間などは定期的にチェック
・懐中電灯と乾電池も必須
・中身は6000円〜9000円くらい
・置き場所は「普段いつも過ごしている場所」に置いておく
いつもの生活では使わないものですが、しっかり準備しておくことでいざという時に自分の身を守ることにつながります。
しっかりと準備しておきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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