この記事では、Macのバックアップ機能「Time Machine」を使ったバックアップ方法を画像付きで解説していきたいと思います。
・外付けHDDの初期化
・Time Machineの設定方法
・パーテーションの設定
先に簡単に手順の流れをまとめると、
Time Machine設定に必要なものを用意
↓
外付けHDDの初期化
↓
パーテーション設定
↓
Time Machineの設定
このようになります。
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参考にさせていただいたサイト
Time Machineバックアップを設定をするにあたって下記のサイトを参考にさせていただきました。
内容がとてもわかりやすく実行する手助けになりましたので、載せておきます。
一応、この記事でも詳しく説明していきます。
Time Machineバックアップとは?
「Time Machine」はMacOS に搭載されているバックアップ機能です。
Macの中にあるデータをまるごと外付けハードディスクに保存するというもので、
・過去24時間の1時間ごとのバックアップ
・過去1ヶ月の1日ごとのバックアップ
・過去のすべての月1週間ごとのバックアップ
この3つを自動バックアップする仕様になっています。
1時間ごとにバックアップしてくれるのでとても便利ですね。
自動を解除したい時は【システム環境設定】→【Time Machine】をクリックし、Time Machineロゴ(丸い緑の球)の下にある「バックアップを自動作成」のチェックを外してください。
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ではTime Machineバックアップの設定を解説していきます。
「Time Machineバックアップ」に必要なものを用意
Time Machineバックアップに必要なものは、
・外付けのストレージデバイス
・変換アダプター(必要ならば)
です。
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変換アダプターは必要なければ用意しなくて大丈夫です。
外付けHDDは本体の2〜3倍の容量を用意
MacのTime Machineを設定するには、外付けHDDかSSDが必要です。


外付けHDDを選ぶ目安は、
MacOS対応のもので、バックアップを取るデバイスの2〜3倍以上の容量のものを選ぶと良いです。
・HDD(ハードディスクドライブ)
→ディスクが入っている、衝撃に弱い、容量が大きい、安価
・SSD(ソリッドステートドライブ)
→半導体メモリで動く、電力消費が少ない、衝撃に強い、容量が少ない、高価
外付けHDDを初期化
初めに、「外付けHDDの初期化、またはフォーマットの設定」をします。
これは初めて使うHDDはデフォルトでの設定が決まっているので、Mac用に設定し直すために初期化をかけます。
まずは購入した「外付けHDD」をMacに接続します。
しばらく読み込んだ後にMac側から「Time Machineでバックアップを作成するために◯◯◯を使用しますか?」という文字が現れるので、→「後で決める」を選びます。
一旦、 Macの画面に戻り、
↑【Launchpad】にある【ディスクユーティリティ】をクリックします。
下の画像になるので、その上にある【表示】をクリック、
項目にある「すべてのデバイスを表示」をチェックします。
これで「ディスクユーティリティ」画面に、現在 Macに接続されている全ての記憶装置が表示されますので、外付けHDDの1番上にカーソルを合わせます。
ここで上の項目にある「消去」を選択します。
スマホのみ横にスクロールできます
名前
|
自由に入力、日本語可能、スペース不可(「TimeMachine」など)
|
|
フォーマット
|
暗号化する場合
|
Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)→推薦!
|
暗号化しない場合
|
Mac OS拡張(ジャーナリング)
|
|
方式
|
GUIDパーティションマップ
|
【消去】→【完了】で終了です。
*フォーマットで「Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)」を選択した場合は、パスワード設定画面が表示されます。
このパスワードは復元する時に必要なので忘れずにメモやパスワード保管ツールに記憶しておきましょう。
暗号化は必要?
暗号化すると、
持ち運びするHDDでは紛失や盗難といったリスクがあり、この時に暗号化していれば悪用される被害を防げます。
リスク回避のためにも、暗号化は必須といえます。
パーテーションの設定
*パーテーションを設定しない場合は、この次の「Time Machineの設定」へ進んでください。
上記設定後、再度「Time Machineでバックアップを作成するために◯◯◯(HDD名)を使用しますか?」と告知されます。パーテーションを設定しない場合はここでバックアップを始めても構いません。
ここでいうパーテーションとは、「容量を分割する」ことです。
HDD内でパテーションを組むとこんなメリット・デメリットがあります↓
メリット
|
Time Machineバックアップとは別の保存ディスクとして機能できる
|
デメリット
|
HDD自体の容量を分けるので、1つ1つの容量が少ない
|
パーテーションを設定する方法は、【Launchpad】にある【ディスクユーティリティ】をクリックします。
【ディスクユーティリティ】から【パーテーション作成】をします。
クリックすると、「◯◯◯にパーテーションを作成しますか?」という画面になりますのでその中の【パーテーション情報】を設定していきます。
項目は、「名前」、「フォーマット」、「サイズ」です。下記のように設定します。
スマホのみ横スクロールできます
名前
|
データとわかるような名前を入力(「データ用」など)
|
|
フォーマット
|
暗号化する場合
|
Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)→推薦!
|
暗号化しない場合
|
Mac OS拡張(ジャーナリング)
|
|
サイズ
|
「サークル」になっている部分を手動で調整
|

パーテーション分けされるとこのように色分けされます。
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筆者は2TBの外付けHDDを1TBづつ分けています。
「適用」→確認画面の「パーティション」をクリックで完了です。
完了したら、「再度MacからTime Machine設定」のポップが出ます。ここでTime Machine用に作ったデータ保存領域で作成することもできます。
「Time Machine」の設定
さいごに「Time Machine」の設定です。
デスクトップの下の「Dock」から【システム環境設定】→【Time Machine】をクリック。
「Dock」に「システム環境設定」がない場合は、上のリンゴから「システム環境設定」→「Time Machine」をクリック。
「Time Machine」クリック後に下のような画面になるので、Time Machineアイコンの下にある「ディスクを選択」→「ディスクを使用」をクリック。
この時、フォーマットをMac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)にしていない場合は、横にある「バックアップを暗号化」にチェックを入れると暗号化できます。
「バックアップ中」になりますのでひたすら待ちます。
ディスクトップに「初回バックアップ処理が完了しました。」と表示で完了です。
初回バックアップの実際にかかった時間は色々な実際にされたサイトやSNSを見てみましたが、大体1時間半〜2時間くらいが多かったです。
使用する外付けデバイスのフォーマットを「Mac OS拡張(ジャーナリング、暗号化)」にしないで暗号化すると膨大な時間がかかってしまうのでフォーマットの確認、設定はしておくことをおすすめします。
初回は時間がかかりますが2回目以降は暗号化の処理がないので数分でバックアップができます。

まとめ
この記事ではMacでのTime Machineの初回設定のやり方を見ていきました。
まとめると、
・設定に必要な外付けHDDを用意
・はじめは外付けHDDの初期化
・パーテーションの設定
・さいごにTime Machineを設定
・時間かかるのは初回のみ
このようになります。
Time Machineは従来のバックアップとは違い、自動で丸ごとデバイスのデータを保存してくれるので、できればデバイスを購入してからすぐに設定しておくことをおすすめします。
Time Machine機能を使う快適で楽しいMacライフを送ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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