モバレコエアーは、ソフトバンクエアーを代理販売しているサービスです。料金プランはソフトバンクエアーよりも安く、無制限で気軽に自宅でWi-Fiを利用できるのが魅力です。
でも購入を検討している方は実際に使ってみたらどんな感じなのか気になりますよね?
そんなモバレコエアーですが実際に使ってみたらどんな感じなのかな?
モバレコエアーって速度や接続は安定してるのかな?
そんな疑問にモバレコエアーを半年間使いつづけている僕が、速度や繋がりやすさを正直にレビューしてい来たいと思います。
使ってみてわかったメリット、デメリットも赤裸々に書いていきますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
【実用レビュー①】モバレコエアーの速度はそこそこ、新ターミナルでより高速になった?

先に結論からいうと、半年間使ってみて思ったのは速度状態はそこそこ速くて電波は安定してるので次れる心配はないという印象です。
光回線を使ったことがないので比較はできませんが、ネット閲覧、YouTube、SNS、ブログ作業といった通常使いでは全く遅くなることなく不便なく作業することができます。
しかしながら、ネットの口コミやSNSの評価を見ると、「速度が遅い」と言ったものも多いのも事実です。
実は僕自身、ソフトバンクエアーターミナルは2代目で以前もソフトバンクが販売する「ソフトバンクエアー」を契約していた時期がありました。
その時は、速度は正直かなり遅く、それと月々の使用料が高かったので2年間使用して、契約更新月のタイミングで解約しました。

↑1番電波が混む週末の夕方から夜にかけての速度。深夜と早朝以外はこんな感じでずっと速度が遅かったです。
ですが、再度モバレコエアーに契約して「Airターミナル」を使ってみると、通信速度が前回よりも速くなっていたんです。

↑1番電波が混む週末の夕方から夜にかけてもこのくらい。
深夜や早朝だと30〜40Mbppくらいの速度は出ます。
場所は引っ越しもしておらず、レンタル契約のため、ターミナル自体も以前と変わらず「Airターミナル3」なので、
速度が安定して以前より速くなっているのには驚きました。
もしかして、うちが、たまたま運良く繋がりやすいのかもしれませんが、
明らかに以前に使っていたソフトバンクエアーよりも速度が上がってるんですよね。
ということで個人的に、考えられることを挙げてみました。
○ターミナルが新しくなった
○つながる地域が拡大した
○周辺でソフトバンクエアーを使っている人が減った
○置く場所を少し変えた
詳しく解説してみます。
ターミナルが新しくなった
先述していますが以前ソフトバンクエアーを契約時は「Ariターミナル3」を使用していました。
今回契約したモバレコAirの公式サイトを確認してみると、
本体購入→Ariターミナル4
レンタル→Ariターミナル3
を優先的に発送するという旨がチャットサポートで述べられています。
ちなみにいうと「Ariターミナル4」は「Ariターミナル3」に比べて下り最大値が3倍近く高くなっています。
商品名 | 下り最大 |
Ariターミナル4 | 462Mbps 962Mbps(一部地域のみ) |
Ariターミナル3 | 350Mbps |
ですが先述の通り、僕がしたレンタル契約では「Ariターミナル3」が優先して届きました。
なのでこの線はないと思います。
ソフトバンクエアーの電波がつながる地域が拡大した
ソフトバンクエアーを解約して、モバレコエアーを契約するまでの空いてる期間は半年間です。
この間に自宅周辺に電波塔が増えて速度が安定するようになったのかもしれません。
5Gの普及に合わせて4G回線もエリア拡大したのでしょうか?
周辺でソフトバンクエアーを使っている人が減った
またAriターミナルが受信しているWi-Fi電波は使用端末や一日の通信量が増えると速度が遅くなるので、単純に周辺に使ってる人が減ったことも考えられるのかなと思いました。
Airターミナルは5Gには未接続のため、これから普及するであろう5Gの恩恵を受けることができないので以前から利用していたユーザーが乗り換えた可能性もありますよね。
置く場所を少し変えた
そして、個人的な努力で改善するとしたらAirターミナルの置く位置を変えることくらいしかありません。
実際、ほんの少し部屋の隅から窓際の手前の方に置く位置を変えたのでそれが原因で速度が安定して速くなった可能性もあるのかなと考えました。
【実用レビュー②】モバレコエアーがつながる電波の範囲は結構広かった!

Wi-Fiを選ぶ際の選択肢の1つ、ポケットWi-Fiと比べても電波がつながる範囲はモバレコエアーのほうが安定してる印象がします。
従来のポケットWi-FiやWiMAX、the Wi-FiなどのクラウドSIMの端末は5〜15台程度なのに対して、
モバレコエアーは最大64台の端末に同時接続が可能です。
個人的な例としては、部屋の隅と隅で接続を比較したところクラウドSIMを使用したポケットWi-Fiは、電波が途切れてしまったのに対して、
モバレコエアーは電波状態は減りましたが途切れるまではいきませんでした。
【実用レビュー③】モバレコエアーの電波は安定しているのか?

モバレコエアーで提供される「Airターミナル」は5GHz帯を利用できるのがポケットWi-Fiなどとは異なる点ですね。
範囲は限定的ですが、他の電波に干渉されずに高速で安定した電波が得られます。
僕は、外出用にクラウドSIMのポケットWi-Fiを利用していますが、こちらの規格は2.4GHz帯のみの利用になっているので、電波の干渉があり接続に不具合が生じることもしばしばあります。
「モバレコエアー」のメリット徹底考察

半年使ってみた体験も含めて、使用して感じたモバレコエアーのメリット、デメリットを見ていき。たいと思います。
下記にそれぞれ箇条書きで書いていきますので、参考にしてみてください。
★モバレコエアーのメリット
○工事が不要!手軽で簡単に使える
○無制限で制限なく使える
○電波が安定しているのて、途中で途切れにくい
○ランニングコスト抑えられえる
工事が不要で手軽!簡単に使えるのが1番の魅力
モバレコエアーはなんといっても手軽で簡単に使えるのが最大の魅力だと思います。
工事や細かいプロバイダ契約が不要でコンセントにさすだけで、端末に接続設定すれば簡単にWi-Fiを使うことができます。
iPhoneとMacしか利用したことがないですが、一回接続すればその後は自動で接続されますし、コンセントの抜き差しも不要です。
家にかえってきたら勝手にWi-Fiにつながるから手間要らすだね!
快適に利用することが目的であれば固定回線と同じくらいに使いやすいと思います。
無制限で制限なく使える
無制限で使えて、3日で〇〇GB、1日〇〇GBという制限もありません。
厳密に言えば、過剰すぎる通信量を使用した場合は、予告なく制限かかるそうですが、
一日中YouTubeみたり、動画を編集、加工したりしても一度も制限らしい状態になったことはありません。
通信量でいうと、1日8〜10GBは使用しているくらいですが制限はかかっていません。
電波が安定しているのて、途中で途切れにくい
先述していますが5GHz帯を利用できるので電波が安定しています。
5GHz帯は他の電波と干渉しにくい上に高速なので安定したWi-Fi利用にかかせません。
実際に、半年間使っていますが、途切れることは滅多にないため安心してブログ作業やYouTube動画を閲覧することができています。
速度に関しては、高速なのですが、そこまで速いわけではなく、さらに時間帯でばらつきがあります。
実際に使った感覚として、僕が暮らしているエリアでは、
○早朝→30〜40Mbps
○平日、休日の朝から〜昼→10〜20Mbps前後
○平日の夕方から夜→20〜30Mbps
○休日の夕方から夜→10〜20Mbps
○ゴールデンタイム(18〜22時)→7〜10Mbps
○23〜深夜→30〜40Mbps
このような感じで、通信速度が変化していました。あくまで数日間の参考です。
平日、週末に関係なくゴールデンタイムは電波状態は混み合うので遅くなりますが、
データ量が7GBあればYouTubeの HD(720p)の高画質動画をクルクル止まらずに見れます。
ブログ編集も画像加工も全く問題なくできます。
あまり日常生活で不便を感じることは少ないです。
ランニングコストも抑えられる
月々の基本料金が割賦36回で、税込3679円(本体代金は実質0円)、レンタルにしても税込4218円です。
個人的には、無制限で安定した Wi-Fiという点でいうかなら高くない値段なのかなと思いました。
ただし、2年間すぎると基本料金が高くなります。
なのでランニングコストが高くないのは2年契約で終了することが前提と思っていたほうが良いかなと思います。
「モバレコエアー」のデメリット徹底考察

では、次にモバレコエアーのデメリットを見ていきます。
下記にそれぞれ箇条書きで書いていきますので、参考にしてみてください。
★モバレコエアーのデメリット
○自宅でしか利用できない
○通信速度は固定回線に劣る
○2年以降の利用はデータ料金が高くなる
自宅でしか利用できない
モバレコ契約で提供されるAirターミナルは自宅のホームルーターであるため、登録されている住所のエリアしか利用することができません。
厳密にいえば電波を受信しないわけではないですが、登録住所以外の使用を禁止されています。
屋外で安定したWi-Fiを利用したい場合は、ポケットWi-Fiやスマホのテザリングを利用して使うことになりそうですね。
引越しなどで住所が変更された場合は、ソフトバンクで「引越しの手続き」をする必要があります。
手続きはウェブサイトとソフトバンク、ワイモバイル各店舗ですることができます。
手続き後は今まで同様にコンセントを指すだけで使うことができますよ。
通信速度は「光回線」に劣る
モバレコエアーはソフトバンクが提供する回線を利用したWi-Fiです。
使用してる「Airターミナル」や地域により違いはありますが、
一般的に光回線よりも速度は遅いと言われています。
光回線といっても多くのサービスがあるので、今回はソフトバンク光を例に挙げていきます。
一口に光回線といっても回線には2種類あり、混線しやすく速度が遅くなりやすい「光コラボ」と混線しにくく速度が安定している「独自回線」があります。
ソフトバンク光はフレッツ光回線を使用する「コラボ光」を利用しています。
とくにマンションプランの場合は、
回線設備をマンションの住人で共有するので、回線が混雑しやすく速度が遅くなってしまいます。
ですが、混線しやすいとは言え光回線の最大下りは1Gbpsです。「1Gbps」=「1000Mbps」なのでこれまで見てきたモバレコエアーの最大下り速度よりも遥かに早いですよね。
実際に計測した集計では「下り平均速度:189.16Mbps」という結果になる事例もあるので、いかに光回線が早いのかわかります。
参考記事:マイナビニュース
2年以降の利用はデータ料金が高くなる
先述していますが、モバレコエアーは24ヶ月まで割賦購入の基本料金が税込3679円です。
同じ端末とサービスを提供するソフトバンクエアーが割賦購入の基本料金5368円なのでお得感はありますよね。
しかし、モバレコエアーは25ヶ月目以降は割賦購入の基本料金5368円に値上がりします。
ようするに長期的に利用を考えると、ランニングコストが値上がりしてしまうということです。
契約更新は2年なので2年でサクッと解約する手もありますが解約してまた別の契約するのも面倒という人には値上がりする分負担が増えるかもしれません。
しかし、通信業界の入れ替わりは本当に早いですし、2021年の段階でいえば5Gがあと2~3年である程度普及が見込めると考えるなら、
2年後にはもっと気軽で画期的なWi-Fiサービスが誕生している可能性も十分にあり得ます。
まとめ
モバレコエアーの速度や繋がりやすさを実際に使ってわかったメリット・デメリットと合わせて見ていきました。
まとめると、
○とにかく気軽で簡単に接続できる
○速度は10~40Mbpでそこそこ速い
○電波は広範囲はカバーしている
○5GHz帯を利用できるので他の電波に干渉されずに高速で安定した電波が得られる
○しかし速度は「光回線」に劣る
○お得感を考えるなら2年契約で終了することが前提
このような感じです。
個人的な感想は、モバレコエアーは工事や細かいプロバイダ契約が不要で、簡単に接続できる点がとても魅力を感じてます。
速度は10~40Mbpと前回よりもかなり安定してるのも、快適さを実感しています。
ただし、ゲームなどをする場合はこの速度では物足りないかもしれませんね。
モバレコエアーで契約すると料金も安いので、一番ネックだったランニングコストも抑えられて良い感じですね。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「おうち割 光セット」を組むことができるので、さらにスマホの料金をお得することができますよ。
★下に公式サイトのリンクを貼っていきますので、せひこの機会に調べて見てください。↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。