今記は事は、映画に関する雑談です。
どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
最近、映画館でジブリの名作を再公開してたので、ジブリで一番好きな作品「もののけ姫」を見に映画館にいきました。映画館は久々で「シネコン」の映画館は初体験だったので快適空間が広がっていたのに驚きました。
ということで、もののけ姫が公開された23年前、1997年とそれ以前の「映画館」との現在の主流「シネコン」の違いをみていきたいと思います。
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現在の映画館は感染症対策で新しい仕様になってる
今回はTOHOシネマに行ってきたので、その仕様を書きます。
現在、映画館では感染拡大防止の観点から対策が施されています。
・券売機にソーシャルディスタンスの感覚を空けるテープ
・席は1つ空きで座る指定席
・入場口の体温を測るサーモグラフィー
・アルコールスプレーを常時設置
・スタッフのマスク着用
・上映前の前座ムービーで感染症防止対策のムービー
一番違和感だったのは、席が1つ空きにしか座れないことでした。
感染拡大防止の観点から席を1つ開けてチケットを取るようになっています。
さらに、本編上映前のスクリーンではしっかりと新しい映画館の仕様を動画で解説してたりもします。
この時点で映画館の新しい仕様が実感できました。
現在の映画館:「シネコン」の特徴
現在の主流がシネマコンプレックス(シネコン)と呼ばれる複合映画館です。
シネコンは1993年に登場して以来、衰退する映画館業界で着々と拡大していき、「TOHOシネマ」や「イオンシネマ」、「ユナイテッド・シネマ」など現在は映画館の8割以上はシネコンになっています。
特徴は下記になります。
・ショッピングモールなどど複合で作られた施設
・全席指定席(総入れ替え制)
・チケットは券売機で買う(場所にもよる)
・6以上のスクリーンをもつ
このようになっています。店舗やほかの映画館などは窓口から指定席券を購入する場合もあります。
昔の映画館:「流し込み制」スタイルだった
まず、日本の映画館の全盛期は1950年代後半〜1960年前半でした。
今から約60年前くらいのこと。
この当時、年間の平均鑑賞回数は「12.1回」で、月1ペースで映画を見にいく感覚でした。
・カラーテレビが一部で放送開始(1960)
(完全カラー放送になったのは1977年10月以降)
・安保闘争(1960年)
・東京オリンピック(1964)
・高度経済成長の最盛期(いさなぎ景気)
1960年代後半の東京オリンピック、その影響のいざなぎ景気で、テレビの普及率も広がりをみせました。
しかし、これにより、人々の娯楽はテレビへと移り、映画産業は衰退していくことになります。そしてこの頃のだいだいの映画館は「流し込み制」、「指定席入れ替え制」などが主流でした。
「流し込み制」とは、入場座席に指定がなく、入場時間も自由(途中でも入場可能)で、席がないと立ち見もできます。
しかも一度入場すれば、その日の最終公開まで映画をみることがでできました。
「指定席入れ替え制」は追加料金の指定席を取る制度で、真ん中の一番みやすい席を指定できるプレミアムチケットのようなものです。
【23年前】1997年の時はこんな感じだったよ
もののけ姫をちょうど観に行ったのでこの作品が公開された23年前の1997年ではどうだったのか。
上記では1960年代以降に衰えていったと書きましたが、当時でも都内の映画館はめちゃめちゃ混んでました。
人気の映画、特にジブリ映画なんてお祭り騒ぎでした。
当時はテレビCMが広告効果絶大で、大体、都内では新作は土曜全国一斉公開だったこと影響なるのかもしれません。
ちなみに「もののけ姫」の公開日も1997年7月12日の土曜日です。
そこの映画館は、
・一部指定席で他は自由席
・ 券ら窓口で買う
・立ち見とかもあった
・席の横の階段部分に座ってみてた
このような感じで、まだ「シネコン」は定着してなくて、普通の映画館でしたね。
一部指定席で他は自由席(指定席入れ替え制)
映画館で1番みやすい席の真ん中ラインは指定(予約なのかも)席でした。
そしてそれ以外は自由席だったんですよね。なので、早い者勝ち的なことがありました。
券ら窓口で買う
これは今でもあると思います。当時はもちろん窓口だけでした。
なので、入り口付近が長蛇の列になってることもめずらしくなかったです。
余裕で立ち見とかもあった
「流し込み制」だったんでしょうね。
当時の映画上映では立ち見したこともありました。席が満席の場合は後ろから入るタイプの映画館では後ろの柵?のような所から立ち見します。
子供たったので、みたい映画でも立ち見は嫌だったなぁ、、。
席の横の階段部分に座ってみてた
これも何回かしたことありました。ゴジラシリーズとか、すごい人気だったので、階段部分に座ってみた記憶ありますね。階段部分に座れない時は立ち見でした。
【1997年】当時は娯楽が今よりも少ないんです
立ち見で映画見るとか、今考えられませんよね?
しかし、23年前の1997年は、まだスマホはおろか、携帯電話も普及してませんでした。
当然、YouTubeもネトフリ、TikTokもないです。
なので、動画の娯楽といえば「テレビ」、「映画」、「ビデオ」でした。
ビデオは最新のものは見れませんので最新の作品は映画だったんですね。
ゲームはスーファミ、プレステ、セガサターンで、スーファミソフトは10000円以上していた時代です。
この年、「もののけ姫」は空前の大ヒットでした。当時の歴代興行収入第1位、1999年の初のTV地上波では視聴率35.1%と同年のテレビ視聴率ランキングは1999年紅白歌合戦(前・後)に続き、第3位と驚異的な人気でした。
どこの映画館行っても満員、立ち見もできない状態でした。たしか3回観に行って見れませんでしたからね。
さいごに:見る人に感動を与える映画文化はいつの時代も最高
結論、映画文化は感動をもらえる最高のエンターテイメントです。
最近はネットフリックスやYouTubeなどの動画コンテンツが増えてきて、さらに新型ウイルスのこともあるので見る機会は少ないかもしれません。
しっかりとした感染拡大防止策をしてるんだということも、わかって良かったです。
こうやって現在と昔の取り組みを比較するのも楽しい発見がありますよね。
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