- 登山初心者は、富士山登山は何時間かかるか実践データで解説
- 初心者が知っておきたい登山のコツを紹介
- 初めての富士山で知っておきたい注意点も教えます
どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
富士山の登山って初心者は何時間かかるの?
初心者が知っておくべき登山のコツと注意点ってあるのかな?
そんな疑問にお答えします。
結論からいうと、実際に私が登った時を参考にすると、5号目からは合計10時間かかりました。
そして、ペースを保って登っていくことが富士山登山では重要なポイントになります。
この記事では、実際にかかる登山の時間と初心者が知っておきたい登山での歩き方のコツと注意点を解説します。
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登山初心者は、富士山登山は何時間かかる?
実際に登った経験での記録では下記の時間を要しました。
- 上り→5時間
- 下り→4時間
- お鉢巡り→70分
一方、ネットの情報をまとめると下記になります。
- 登り→登りが6~8時間程度
- 下り→5時間程度
- お鉢巡り→90分
富士山登山は天候や体調によって大きく変化することもあり、ネットの情報も一例として参考にするのが良いと考えています。
では、次からは初心者は知っておきたい富士山登山のコツと注意点をみていきましょう。
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実際にどのような感じで登る?初心者が知っておきたい登山のコツ
この内容は実際に富士山登山を数回経験している一緒に登った知人の方から聞いて実際に私自身が実践していたことです。
登山のコツ
- 登りは急がないで少しずつ進む
- ステッキに長さは上りと下りで変える
- ふくらはぎより太ももの筋力で登っていく
- 下りは足の負担が軽減される横・後ろ向きを活用
登りは急がないで少しずつ進む
登山時は急がずにゆっくり登ることが大切です。なぜなら、急ぐと後半に息切れになり酸素も薄くなるので高山病や低酸素症になるリスクが高まるからです。
また、下山の体力も残しておく必要があります。下山の方が滑落事故や怪我のリスクが高まることから登り以上に慎重に進んでいく必要があるためです。
実際にやってみた方法
実際の方法としては傾斜が比較的なだらかな5~6合目の道のりを慎重にゆっくりと進んで行きました。
初めなので体力はありますが、確実にここで急ぐとペースが乱れて息が上がります。
また傾斜がきつい場面では無理をせずに息が上がったら道を譲り、深呼吸しながらゆっくりと息を整えてから進むことが望ましいでしょう。
ステッキに長さは上りと下りで変える
足の負担が軽減される登山ステッキは、長さを変えられます。
なので登りの時点よりも下り時には長さを長めにして進んでいくと負担の軽減に効果的です。
実際にやってみた方法
1本で使うタイプの登山ステッキは自分の身長の半分で調整するのが一般的です。
これを下山時には10cmほど長くして使用しました。
(富士山登山の主流は2本タイプでして、こちらは自分の肘の位置で合わせるのが一般的)
下山時は斜め前にステッキをつくので長い方がバランスがとりやすく足の負担を軽減することができるのです。
ふくらはぎより太ももの筋力で登っていく
ふくらはぎを使うよりもでっかい筋肉の太ももを活用して登りましょう。
登りは持久戦かつ筋肉の体力を下山に残しておかなければなりません。
そのためには、部位の大きい太ももの筋肉を使う意識をして登っていくことが効果的です。
実際にやってみた方法
太ももの筋肉を使うために、ゆっくりとした動作でしっかり踏むこみながら登りました。
意識するだけでは、どうしてもふくらはぎから筋力を使ってしまうので動作で慣らしていくのが効果的でしょう。
一緒にエネルギー補給も重要なのでしっかりとしたいところです。
下りは足の負担が軽減される横・後ろ向きを活用
下山時の方が怪我のリスクは高まります。
登れば降らないといけません。登りで体力を使いすぎると下山に体調を崩したり、フラフラになってしまうこともあります。
こうしたこともあり、下山時の方が怪我のリスクは高まると言われています。
足への負担も下りる方が登りよりもかかるので尚更注意して下山する必要が出てきます。
そこで下りは足の負担が軽減される横・後ろ向きを活用して進んでいくことが良いでしょう。
実際にやってみた方法
実際にやっていた方法は利き足を前に出して下り、それを支えにして横向きで降りていく方法です。
足の筋力が限界になっていると前向きに進んでいくと傾斜の地面では体を支えきれずに滑ってしまいます。
なので横向き(斜め姿勢)で進んでいくと滑ることを抑制して足の負担も軽減できます。
初めての富士山で知っておきたい注意点
続いて、初心者が知っておきたい富士山登山の注意点も見ていきます。
富士山登山の注意点
- 下山の方が負担が大きいので体力を温存
- 息が乱れてきたらペースを落とす
- こまめにエネルギーと水分を摂取
- 道中は譲り合いの精神を忘れずに
下山の方が負担が大きいので体力を温存
下山のために体力は温存して登りはペースを整えていきましょう
同じようなフレーズがこの記事では出てきますが、それくらい重要なことなので繰り返します。
下山の方が負担が大きいので体力をしっかりと温存することがとても重要です。
これ、本当に実際に登ってみてわかりましたが下山の方が怪我や事故の面でも危険です。
ガイドつけて登る人たちとも会うのですがガイド付きの登山はゆっくり着実に登っていくことがほとんどです。
それほど下山の負担が大きいのを知っているんだね。
同時にエネルギー補給と水分摂取もこまめにしておくことが大事です。
息が乱れてきたらペースを落とす
上の話の延長になりますが、これも重要です。
一緒に登ったベテランの方からは「息が上がったらペースが早い証拠だから、とにかくペースを落とすこと」と教わりました。
このサインを放っておくと低酸素症や高山病の症状が後々発症するリスクが高まるので、序盤からペースを正すことを意識して登山することが重要になります。
ゆっくりと小刻みに進みことが大事だね。
こまめにエネルギーと水分を摂取
これも上からの続きになりますが、富士山登山はとにかくカロリーを多く消費するので積極的な摂取が重要になります。
富士山登山は6,000kcal消費するなんて言われていることも。
これはダイエットしてるから間食は避けているなんて言ってる場合じゃない!
先述している高山病などのリスク回避や疲労・体力回復の効果があるのでしっかりと水分と塩分、エネルギー摂取はしてきましょう。
具体的には、水分に加えて、クエン酸タブレットやスポーツ飲料ゼリー、プロテインバー、カロリーメイトなど食べやすく持ち運びに便利なものを摂取していきます。
初心者は各合で休憩して摂取する勢いで臨むくらいがちょうど良いかもしれません。
道中は譲り合いの精神を忘れずに
ペースが遅くなったら無理せずに道を譲っていこう
登山道は一本道です。それゆえ、前の人を追い抜いたり、後ろから追い越されたりします。下山する人とすれ違うこともあるでしょう。
ここで焦ったりせずに道を譲っていきましょう。山ですれ違ったら挨拶という風習がありますが、この場合はそれだけではなく譲って一回立ち止まりペースを整えることも重要になるからです。
実際に登ってみると、下山する人に道を譲って体力を回復する場面が後半(特に9合目あたりの難関エリア)にはいくつもありました。
それでペースを整えて山頂までいけたと言っても過言ではないかもです。時折、下山してくる方から励ましのエールをくれたりして元気づけられたりもします。
トイレや山頂の食料事情を赤裸々にレビュー
基本的に、世界の登山は入山料という制度はもっとも一般的です。富士山は「富士山保全協力金」でそれを賄うので入山料という形を取りません。
最後に、この目で見てきた富士山のトイレ事情や山頂の食料や売店の内容を見ていきます。
が、先にいうと、富士山は入山料を取りません。その代わりに「富士山保全協力金」でそれを賄っています。
世界の登山では結構ポピュラーな入山料は山の環境保全や登山者の安全サポートに回されます。
その額は数万〜数百万になる山もあります。
それほど、山の環境保全には費用がかかるのでしょう。
富士山の場合は「富士山保全協力金」を五合目付近にある募金活動や有料トイレなどの形で賄っていることを忘れてはなりません。
というわけでトイレや山頂の食料事情を赤裸々にレビューしていきます。
- 山中と頂上のトイレは200〜300円(富士宮ルート)
- ステッキのかわりの棒は1500円〜2,000円
- カップ麺は1つ1,000〜1,200円
- 山頂の自販機は500円〜
- トイレには石鹸類がない
トイレに関しては、この有料チップで管理をしているので使用するなら山小屋の運営に貢献できると思って払いましょう。
あとの料金は下界に比べたら、結構な高山価格な気もします。笑
特に自販機の飲料水は350mlの缶ドリンクが500円、水のペットボトルも500円します。
ここでは水分は高級品。
で、一番の衝撃はこれでした。嗜好品とは言え、カップ麺がこの値段でした。
富士山山頂でのカップ麺は美味しいに決まっています。決まっていますがこの値段は(笑)
(私ならリュックに余裕あるなら登山前に買って持っていきます、きっと。)
でも外国人登山者も多く、そこそこ入れている印象でしたが。
あと登山棒は下山時に持っている人が多かったのできっと山頂でステッキ代わりに購入する人が多いのでしょう。
まとめ
この記事では、実際にかかる登山の時間と初心者が知っておきたい登山での歩き方のコツと注意点を解説しました。
まとめると下記になります。
- 登山初心者は、富士山登山は何時間かかる?
-
- 上り→5時間
- 下り→4時間
- お鉢巡り→70分
登山のコツ
- 登りは急がないで少しずつ進む
- ステッキに長さは上りと下りで変える
- ふくらはぎより太ももの筋力で登っていく
- 下りは足の負担が軽減される横・後ろ向きを活用
富士山登山の注意点
- 下山の方が負担が大きいので体力を温存
- 息が乱れてきたらペースを落とす
- こまめにエネルギーと水分を摂取
- 道中は譲り合いの精神を忘れずに
トイレや山頂の食料事情
- 山中と頂上のトイレは200〜300円(富士宮ルート)
- ステッキのかわりの棒は1500円〜2,000円
- カップ麺は1つ1,000〜1,200円
- 山頂の自販機は500円〜
- トイレには石鹸類がない
富士山登山は初心者でもしっかりと知識と準備をすれば成功率を上げることが可能です。
実際に私の初めての初心者でしたが山頂に行ってきましたし怪我なく下山もできました。
ぜひこの記事を活用して富士山登山を成功させてくださいね。
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