「人に何か嫌なことをされた、この感情を鎮める方法や対処を知りたい」
そんな疑問についてお答えします。
誰もが、嫌なことがあったら、心穏やかにはいられないですよね。
こんな時、どんな風に対処をすれば良いのか、具体的な方法も含めて詳しく見ていきます。
【嫌なことがあった時】やることはたった1つ、それは「忘れること」
「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうという こともない。」
中国の思想家「孔子」の言葉です。
なにか、嫌なことがあった時、もしくはだれかに嫌なことをされた時にすることはとてもシンプルです。
それは、「忘れること。」
理由は、その嫌なことはもう起こってしまったこと。
そのことに時間を費やすことに価値はないし、もったいないからです。
具体的な例をあげていくと、
ある日、道を歩いてて、足を踏まれたとします(嫌なこと。)
これで、あなたはイライラします。
痛いし、なんかいきなり足踏まれたし、相手は謝りもしないで行ってしまったし。
心の中では、
「呼び止めて謝らせたい。」
「後ろから蹴っ飛ばしたい。」
なんて考えているかもしれません。
でも、考えてみると、この「足を踏まれた」という事実は例え、
呼び止めて謝らせたり、後ろから蹴っ飛ばても変わりません。
それを傷害罪で訴えようが、相手に同じように怪我をさせようがこの事実は変わらないのです。
ここで、「忘れるなんて冗談じゃない。悪はしっかりと裁かれるべきだ」とも思うかもしれません。
確かにそうですし、ごもっともの意見です。
しかし、全てというわけではなく不当な非難や批判、もしくは価値のない嫌悪感に対して時間を費やす方が損な気がしませんか?
生きている時間は有限です。
変えられない事実に時間を費やしている時点で時間がもったいないです。
そのイライラの原因自体を忘れてもっと自分の能力を向上できることに時間をかけた方が時間効率も良いはずです。
なので、自分に降りかかった不幸やストレスは忘れてしまうのが有効的ですし、それで悩むこともなくなり気分もラクになります。
簡単!嫌なことを「忘れる」2つの具体的な方法
ここで簡単に「嫌なことを忘れる」方法を2つ見ていきます。
短期間で嫌なことを思い出しまくる
嫌なことが起きたら、とにかくずっとそのことについて思い出しまくります。
そうすれば、「飽きる」のです。で、もうそのことに興味が湧かなくなります。
僕は、子供の頃にいじめられっ子にいつも喧嘩で負けてました。
(いつも泣きまくってた。)
子供って残酷で遠慮ないですからね。
やる時は集団でこれでもかと言うくらいに仕掛けてきます。
で、その時の帰り道が15分くらいあったんですけど、その間、泣きながら「絶対、許さない」と連呼しまくり、怒りまくってました。
(もちろん小声でね)
こうして怒りまくっていると(嫌なことを体験している)、家に着く頃にはすっかり泣きやんで、怒り疲れて飽きてしまっていました。
今思えば、崩壊するメンタルをここで修正していたんだと思います。
なので、短期間で嫌なことを思い出しまくるのは、メンタルを保つのに効果的です。
ゾーンに入る→集中できるコンテンツを見つける
嫌なことを忘れるのに効果的なもうひとつの方法は「ゾーンに入る」ことです。
スポーツとかしていると夢中になり、周りが見えないで気づいたら何時間も時間が過ぎていたなんてことあるかもしれません。
これが「ゾーンに入る」ということです。
なにか集中することで、記憶をその経験を脳にインプットさせていくと、どんどん上書き保存されていき、嫌なことを忘れていくみたいな感じです。
PCの保存メモリを完全に消去する方法は、膨大な情報羅列をメモリに上書き保存していくことにより過去データを完全消去を行います。
これと一緒ですね。
失恋した時に、「次の恋を見つけよう」とか「ひたすら働け」というのは、こうやって経験を記録に上書きすることで忘れることを加速されているんですね。
嫌なことをずっとひきずってしまう!そんな時に考えたい3つの思考
とはいえ、人間なので、どうしてもひきずってしまうことあると思います。
そんなことに考えたい思考が3つあります。
①嫌なことは時間が経てば忘れる
②忘れる速さは時間軸の問題である
③時間は有限、価値のないことを費やさない
今回の記事の総論のようなことですが、大事なのでもう一度、書いています。
「嫌なこと」は必ず時間が経てば忘れます。ずっと忘れないことの方が難しいのではないかと思うくらい忘れます。
その上で、どうせ忘れるなら今すぐ忘れて新しいことにチャレンジするか、いずれ忘れていくまで待つかは時間軸の問題なんです。
そして、どうせ時間は有限なんだから、価値のない嫌なこと(思い出)はスッキリ忘れて新しいことでいろんな経験すれば良いじゃんってことです。
まとめ
簡単!嫌なことを忘れる2つの方法をまとめると、
○はじめに→嫌なことされた時にすることは「忘れること」
方法① 短期間で嫌なことを思い出しまくる
方法② ゾーンに入る
嫌なことをずっと引きずる時は
○嫌なことは時間が経てば忘れる
○忘れる速さは時間軸の問題である
○時間は有限、価値のないことを費やさない
このようになります。
嫌なことがあっても、気にしない。忘れる。これは孔子や過去の偉人たちも用いていた方法です。
僕たちもできることだと思いませんか。このようなことが起きたら活用していきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。