どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
この記事では自分と向き合う方法、「ひとり会議」の具体的なやり方をご紹介したいと思います。
僕は、「ひとり会議」を現在でも色々な作業でしています。
この方法で自分が考えている悩みを整理できますので参考にしてみてください。
この記事の信用性
参考にさせていただいた書籍
この記事は、山崎拓巳氏の書籍『1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書』を参考にさせていただいきました。
この本は一人会議という、自分と向き合うための具体的な方法をわかりやすく解説されています。
個人的にはこの本に出会ったのは7〜8年前ですが、今でもそのメゾットを元に「ひとり会議」を実行しています。
「悩み」は放っておいたらどんどんと膨れ上がる

悩みや不安になった時に、放っておいたらどんどんと膨れ上がってしまいます。
ありもしないことに不安を抱えて、それに対してまた悩んでと、1つのシンプルな悩みが色々な思考により複雑になっていきます。
人は考える生き物。
そのため、脳内に残していると連想ゲームのように次々と思考が出てきてしまいます。
余計なことがどんどん違う不安に紐付けられてしまうんです。
悩むが故に、ありもしない妄想を抱き、またそれで悩んでということは僕自身がよくしていました。
解決へのメゾットは「頭で考えるより可視化して整理する」

そこで解決するために調べてみると、ある行動にだどり着きました。
それは「思考を可視化する」ということです。
これを数年前に「ひとり会議」という方法でできるということを学びました。(学んだといっても独学だけども。)
その目的は
自分の思っていることを可視化して、整理すること
そこから先は、段取りを組んで行動する感じのアプローチですね。
だた、目標が不安の解消と改善なので「PDCA」に当てはめるのもイマイチかわりずらいかもしれませんが。笑
この3つがあればすぐに始められます。
ひとり会議の手順は5つ!とっても簡単です

次に「ひとり会議」の手順を解説します。
注意なのですが、この方法は「特に定義はありません」。
なので、僕が上記の本を参考にして、実践している手順を紹介したいと思います。
①「悩みや不安」について思っていることを全て書きだす
↓
②書いたら文章を眺める
↓
③書いた文章について「どうして悩んでいるのか」を自問自答で質問し、その回答を書く
↓
④その回答について「なんでそう思ったのか」を質問して再び回答を書く
(以後は3、4の繰り返し)
↓
⑤根本的な原因(理由)を見つけたら、どうするのか行動する計画を立てる
詳しく見ていきます。
①「悩みや不安」について思っていることを全て書きだす
自分が思っている不安や悩みをメモ帳に書いていきます。
この時、人に見せるためにわかりやすく書く必要はありません。例を挙げると、
「職場で理不尽に怒られた。」
「漠然と不安だ。」
このような近況の不安、不満などで構いません。
悩みや不安は脳で考えると複雑になっていきますが、このように文章に残すことで一旦、頭の中から切り離すことが出来ます。
とくに人間関係の悩みは、自分の感情とリンクしてしまうので、可視化して頭の中から切り離すことで無駄な思考を遮ります。
②書いたら文章を眺める

悩みや不安をひとしきり書いたら、一旦手を止めて眺めてみます。
実際に書いて眺めてみると分かるのですが、悩んでいたことや不安が可視化されて分かりやすくなります。
不安や悩みは、「可視化して物事を捉える」ことで以前よりも小さく見えるもの。
さらに整理することで次の対策を考える工程がスムーズに進みます。
③書いた文章について「どうして悩んでいるのか」を自問自答で質問し、その回答を書く

眺めてみて不安になるものの中で1番気になる事柄をピックアップします。
選んだ不安に対して「どうして私はこれで悩でいるの?」、「なんでこれに対して不安なの?」と質問を書きます。
この作業をすることで、根本的な原因に気づくことができます。
悩んでいるときの意識が「過剰に悩みに反応してる」状態でもあるので本来の物事を捉えることが大切です。
④その回答について「なんでそう思ったのか」を質問して再び回答を書く
『質問→回答』を繰り返していけば、より根本へと物事の解釈がされていくのを体感的に感じます。
コツは回答の中で心にひっかかる言葉をピックアップして、「なんでそう思ったのか?」に当てはめていくことです。
あくまで「ひとり会議」なので、普段は埋もれてしまっている自分自身の声に耳を傾けることが目的でもあります。
⑤根本的な原因(理由)を見つけたら、どうするのか行動する計画を立てる
最後に本質的な理由が分かったら、どのように行動していくかを整理していきます。
ここで、悩みが解決する時もあります。
自分自身の考えすぎだったということもよくある事です。
もしも解決しないことだった時は、どのように行動していくのか、いつ行動するのか、次にしてみることは何かを細かく書いていきます。
あとは決断して行動します。
実際に思っていた反応が返ってくるのか、ただの思い込みだったのかは行動しなければ分かりませんからね。
「ひとり会議」で得られるもの

上記の方法は僕のよく行う方法です。決まりはないのでこれをアレンジして自分の好きなやり方に変えてみても良いですね。
では「ひとり会議」で得られるものはなんでしょうか?
それは、「不安を認識すること」と「解決へと進んでいる」という安心感なのではないかと思います。
先述しましたが、不安の大半はそれを「認識すること」で半分近くが消滅すると言われてます。
認識とは知覚することであり、人は視覚を用いて知覚することをしています。
確かに問題も詳しく知らないままだと、大きく見えますが、内容を知ってしまうと大したことないと思うことありますよね。
そして「解決へと進んでいる」ということで、何もしていない自分よりも自尊心が芽生えてポジティブな思考になります。
人間は常に視覚・聴覚などから得られる情報を無意識のうちに取捨選択して積極的に認識しています。
情報量が多い現代は特にそうですね。
これを応用して、ある1つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象を「カラーバス効果」なんていいます。
なので思考をポジティブにすることで考え方もネガティヴから脱していくことができるんですね。
まとめ
悩みや不安が心にあると、中々決断や行動を起こすことが出来なくなることもあります。
ひとり会議は簡単に出来る、自身の中にある悩みや不安を可視化する方法です。
そして「不安を認識して、改善への道筋を進める」ことで安心感を得ていくプロセスにもなります。
悩みで行動ができない自分がいるという人は、試しにメモに自分の悩みを書いてみるだけでもスッキリするかもしれませんので、やってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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