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アドラー心理学 嫌われる勇気の名言、「課題の分離」が人生に活かせる理由
「嫌われる勇気」ってなに?
名前は聞いたことあるけど、読んだことない、内容を知りたい。
そんな疑問にお答えします。
どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
「嫌われる勇気」とは「アドラー心理学」をわかりやすく解説し、世界で200万部のベストセラー書籍です。
この記事ではアドラー心理学を解説した「嫌われる勇気」という本についての要約と人生のどんなことに活かせるのか?を解説していきます。
この記事を読めば、書籍「嫌われる勇気」のおおまかな概要と生活への役立て方がわかりますよ。
人から嫌われても動じないメンタルを作るとかですか?人から嫌われたくないです。
嫌われる勇気の内容は「勇気をだして嫌われよう」という意味ではありません。
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アドラー心理学 嫌われる勇気とは?【要約】
アドラー心理学をわかりやすく解説している本が「嫌われる勇気」です。
タイトルが海外書籍っぽいですが、日本人著者の本でもあります。
日本人が書いている?てっきり海外の人が書いてるのかと思ってた。
アドラー心理学の幸せの条件は
- 自己受容
- 他者信頼
- 他者貢献
であり、「誰もが幸福になれる」ことを唱えてます。
あらすじを簡単に見ていくと、
登場人物は2人、「世界はどこまでもシンプルで、人は今日からでも幸せになれる」と解く哲学者「哲人」と、それを聞いて納得がいかずに論破してやろうと哲人を訪れる「青年」の対話を軸にしたものです。
対話形式で進んでいくから、青年が読者目線で疑問を投げかける感じで進んでいきます。
哲人はギリシア哲学と「もうひとつの哲学」ともされるアドラー心理学に影響を受けており、読んでる読者は青年に共感しながらも、哲人の具体例や2人の議論から多くの気づきを得ることになります。
大体、このようなあらすじになります。
読んでいくと次第に哲人の主張が理解できてきて、青年の反論に違和感を受ける構造になっているんですね。
「トラウマなんてない」から「人は変われる」というのがアドラー心理学
嫌われる勇気の根本の思想であるアドラー心理学はフロイトが提唱している「原因論」を否定した「目的論」と言われています。
原因論とはなんですか?
「過去の出来事が原因で現在がある。」この考えを「原因論」です。
原因論は「今の出来事は過去に体験したことが原因で起こっている」という考えのことです。
例えば、
- 前に付き合っていた彼氏の暴力がひどくて、現在男性不審になっている
- 中学生の頃、音楽の授業でクラスの生徒に「オンチ、歌下手くそ」と、笑われたからカラオケいっても人前で歌うことができない。
などで、なにかしらのトラウマ(出来事)が原因で今に影響しているという状態のことを言います。
「嫌われる勇気」では、これをスッパリ否定します。
なぜなら、アドラー心理学は「原因」ではなく「目的・今」にフォーカスしているした心理学だからです。
なのでアドラー心理学はこんな提唱をしています。
- 「トラウマなんてない」
- 「トラウマを利用して、今の心地よい現状をキープしているだけ」
はい、トラウマありますし、トラウマを利用するってなんですか?意味がわかりません。
ここでわかりやすい例を出します。
アドラー心理学で言われている原因論は、風邪を引いて病院に行ったら
「風邪だね!大丈夫、原因は風邪のウイルスが体に入ったからだよ。それではお大事にね」
と言われてるようなものです。
「はい?そんなの良いから風邪治す方法を教えてください」
ってなりませんか?
「原因論」の場合、原因を解明して安心させるだけで問題の解決はしてないのです。
「それってなんの意味があるの?」
というのが、アドラー心理学の考え方です。
どうでしょうか?なんかハッとなるところがあるのではないでしょうか?
言われてみれば、確かに原因わかってもそれで問題解決にはならない。
アドラー心理学 嫌われる勇気の名言、「課題の分離」が人生に活かせる理由
この本で読者に伝えたいことはシンプルです。
- 目的論
- 課題の分離
- 他者に貢献することで幸せになれる
その中でも「課題の分離」が人生の色々な場面で活用できる名言なので下記で詳しく見ていきます。
「課題の分離」ってなに?世界はシンプルです
世界は複雑ですよね?みんなそれで悩んでるじゃないですか。
アドラー心理学では、世界はシンプルです。なぜなら人間の悩みのほどんどは対人関係あり、その大体はあなたの課題ではないからです。
どういうことでしょうか?
例えば、
職場の人間関係だったり、家族、親子間の問題だったり、友人、恋人喧嘩だったり、これらは全て対人関係で発生している悩みですよね?
またお金がないという悩みもお金の価値自体が人間関係の中で成り立つものなので対人関係です。
そして対人関係の多くの問題(課題)はあなたの問題(課題)ではない、だから「課題を分離」して物事をシンプルにしていけば問題は消えていくというのがアドラー心理学の考えです。
「課題の分離」を活用すると「他人の課題」を背負わなくて済む
「課題の分離」とは、問題が起こった時の影響が「自分」なのか「他人」なのかを観察して分けることです。
例えば、
職場での会議で発言するのが緊張して上手く話せない。自分の発言で周りがどんなふうに思うのだろう?
と思っているとします。
この時、「課題の分離」を活用すると
「それ、あなたの問題なのですか?周りのあなたの発言に対する感想や意見をあなたが決めれますか?」
ということになります。
当然、相手の考えを変えることはできませんよね?
なのでこの問題は自分が背負う必要がないのです。
例えば、
子供が勉強全然してくれない。このままだと将来苦労する。どうしてそのことがわかってくれないのだろう?
と子供に対して不満を募せていたとします。
この時、「課題の分離」を活用すると
「子供が勉強できなくて、将来困るのは子供の問題であって、あなたの問題なんでしょうか?」
ということになります。
子供と親の関係性は強固なものですが、それが子供の行動を決める権利があるわけではありませんよね?
子供だって1人の人格を持った人間ですので、考えを変えることなんて出来ません。
なのでこの問題は親が背負う必要がないのです。
親子供、友人、恋人、他人の課題に土足で踏み込まない
親子供、友人、恋人、自分以外の他人の課題(行動や考え方)に土足で踏み込まない。
これが「課題の分離」の真髄です。
他人は他人であり、こちらが考えを変えようなんてもってのほかです。
同様に相手の感情に対しても同じことです。
怒っている相手の感情を自分が背負う必要はないし、周りがどんな意見や気持ちなのかを背負う必要もありません。
起こったことに対して相手の感情を背負いこみすぎないようにすることで悩みを解決することができるんだ。
なるほど。この考えなら肩の荷が降りて不安やストレスを抱え込まなくりそうです。
他者に貢献することで幸せになれる
課題の分離で不安を解消することはわかりました。でもこれとアドラー心理学の「だれもが幸福になれる」がどう結びつくのかわかりません。
アドラー心理学のゴールは「他者貢献」です。
他者貢献とは「共同体感覚」を持つことだと説明しています。
他者に貢献することで、幸せになることができるという考えがアドラー心理学のゴールなんですね。
そのための土台として「目的論」、「課題の分離」があり、自己受容と他者信頼を経て「他者貢献」ができるということです。
人間は他者に貢献することで、幸せを感じることができる生き物なんですね。
でもそれって、誰でもやっていることじゃないでしょうか?誰かのためになりたいって普通の感情ですよね?
そう、アドラー心理学とは、普通に生きるための勇気を与えてくれる心理学でもあるんです。
この内容を知ったその時から既に幸福になれるのがこの心理学であり、「嫌われる勇気」なのです。
参考動画:中田敦彦さんが語る「嫌われる勇気」が面白い!
今回は、オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube「中田敦彦のYouTube大学」の動画を参考に「嫌われる勇気」の内容を見ていこうと思います。
こちらの動画は「嫌われる勇気」が読みたくなるような解説になっています。
早速、友人にこの内容を話したら、その日の帰りに実際に書籍の「嫌われる勇気」を買って帰るほどでした。
中田敦彦さん、影響力ありますよね。
この動画の中で心に刺さった名フレーズを中心にまとめていますので、全体が気になる人は実際の動画を見てみてくださいね。
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