- iPhoneの「クイックスタート」で出来ない7つのことを紹介
- クイックスタートを実際にやってみて出来ないことが本当なのか検証!
- クイックスタートする前の事前準備とやり方
- データ移行がうまく出来なかった事例(SNS)
どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
この記事では、iPhoneの機種変更のデータ移行方法の1つ「クイックスタート」で出来ないことは何かをまとめていきます。
それに加えて本当に出来ないことなのかを実際に機種変更してやってみた検証も一緒に解説していきます。
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iPhoneの「クイックスタート」とは?
クイックスタートとは、Bluetoothを利用して新旧iPhone同士で接続し、データ転送をするデータ移行機能です。
最近では、iPhone機種変更の時に一番推薦されているデータ移行手段でもあるよ。
iPhone同時を近づけるだけでデータ移行できることやバックアップを必要としないメリットがある一方、データ移行が終わるまで両方のiPhoneが使えない、デバイスが故障してる場合はエラーして出来ない可能性があるデメリットがあります。
iOS12.4以降のiPhone同士で利用することができます。
クイックスタートでは、下記のことが移行されます。
- 旧iPhoneのホーム画面のアプリ配置
- ダウンロードしたアプリ
- Wi-Fi設定、壁紙、キーボード設定、通知設定
- 連絡先、カレンダー、メモ、リマインダー
- 写真、ビデオ、Apple Musicでダウンロードした音楽
- iCloudの共有情報
イメージは、旧iPhoneの画面と設定をそのままコピーして新iPhoneへ移行する感じですね。
バックアップを取る必要もない(多くの場合、移行時のバックアップは推薦項目ではある)ので、スムーズに移行できる機能となっています。
クイックスタートで出来ない7つのこと
クイックスタートで出来ないことをまとめてみました。
クイックスタートは便利な機能ではありますが、ネットで調べてみると一部の機能は移行することが出来ないようです。
- LINEのトーク履歴
- Apple PAYの登録カード情報
- iTunesでダウンロードしたコンテンツデータ
- App Storeで配信が停止・終了しているアプリ
- 2段階認証などのアカウント認証情報
- キャリアメールなどの設定
- 端末固有の設定(ロック認証、セキュリティ含む)
これは引き継ぎとして、まるっと完全に引き継ぐことができずクイックスタートの前にバックアップをとることで移行できるパターンや再認証する必要があるものもあります。
例えば「LINEのトーク履歴」の場合は、データ移行をする前にLINEのバックアップを取っていることで電話番号が変更されてなければトーク履歴を引き継ぐことが出来ます。
ホーム画面の右上にある歯車(設定)
>下にスクロールしてトークのバックアップ
>今すぐバックアップ
クイックスタートで出来ないこと、実際に機種変更して検証してみた
では、クイックスタートで出来ないと言われているデータ移行項目を実際に機種変更をして検証してみました。
LINEのトーク履歴
先述している通り、LINEのバックアップを取っていることでトーク履歴を引き継ぐことが出来ました。PINコードも不要でした。
Apple PAYの登録カード情報
クレジットカード情報と登録していましたが、再登録と認証が必要でした。これは情報通りにデータ移行ができませんでしたね。
ちなみに交通系ICカード情報(Suicaなど)を登録している場合は、旧端末の登録情報を削除する必要があります。
iTunesでダウンロードしたコンテンツデータ
iTunesでダウンロードしたコンテンツが特になかったので、何も検証できませんでした。
App Storeで配信が停止・終了しているアプリ
終了しているアプリはcloud上にあり、ホーム画面からは削除していたのでこれも特に問題なかったです。(該当なしなので検証できず)
2段階認証などのアカウント認証情報
2段階認証に関しては、Googleの2段階認証アプリを使っています。
Googleアカウントで再ログインしたらデータは移行されていました。
キャリアメールなどの設定
キャリアメールはワイモバイルを使っています。
ワイモバイルはYahooメールと同じアプリ管理なのでフリーメールの管理扱いになるのか、時になにもしなくてもそのまま引き継げました。
端末固有の設定(ロック認証、セキュリティ含む)
フェイス・顔認証やロック解除番号などは、端末固有の設定なのでやはり引き継ぐことはできませんでした。
・LINEのバックアップからのデータ移行→バックアップとっていれば出来る
・Appleペイ→出来るが認証設定か必要
・ゲームアプリ→できる??
・2段階認証アプリ→できる
仮想通貨バンクの機種変対応(コインチェック、ビットバンク)は2段階認証アプリでOK
ゲームアプリのデータ引き継ぎは要注意
ゲームアプリのデータ引き継ぎに関しては、アプリ自体は新iPhoneのホーム画面に表示されましたがデータはというと、エラー表示にありログインできない状態になりました。
(ゲームはパズドラです。)
2ヶ月以上経過してますが、ずっとログインできないままになってしまい旧端末でも同じ状態になっています。
なので、各ゲームアプリの手順に沿って行うことを推します。
2段階認証アプリはサクッとデータ引きつぎが出来た
Google2段階認証アプリは今までのiCloudバックアップでデータ移行していた際は、アプリ内データを手動で移行しなければならず少しめんどかったです。
クイックスタートでは、アプリ内で再認証(使用していたアカウントで再ログイン)すればそのままデータを引き継ぎすることが出来ました。
ただし、これはアプリ側のアップデートでデータ移行が簡易になったのかクイックスタートの影響なのかはわかりません。
データ移行(クイックスタート)する前の事前準備
クイックスタートでデータ移行する際の事前準備は下記になります。
- OSが最新か確認(最新でないならアップデート)
- LINEが最新バージョンか確認(最新でないならアップデート)
- LINEトーク履歴のバックアップ
- 各アプリのバックアップ
- iCloudのバックアップ(クイックスタートがあるけど予備)
- Wi-Fi環境を整える
クイックスタートに限ったことではないですが、データ移行する際はOSやアプリを最新にアップデートして臨むことでエラーやトラブルを防ぐことにつながります。
大事なデータを移行する場合が多いので、しっかりとバックアップを取ることも大切です。
Wi-Fi環境が整っている場所で行わないと途中で途切れてエラーになったりします。
安定していないと時間もかかるので、光回線やホームルーターがある自宅などで行いましょう。
クイックスタートのやりかた
クイックスタート(データ移行)は機種変更する端末が手元に届いて回線を切り替えてSIMカードを挿入する「初期設定」を完了してから行います。
新しいiPhoneを使えるようにしてからデータ移行をしよう。
新iPhoneの起動>ナビに沿っていくとクリックスタートの画面になるのでタップ>旧iPhoneを新iPhoneに近づける>画面に従い、QRコードをスキャン>画面に従い移行するデータ進める
データ移行の時間は20分〜30分程度でしたが、データ量やWi-Fi環境により遅くなることもあるようです。
一般的には30〜1時間程度とネットでは言われています。
うまく出来ない?トラブルが起きた時の対処
クイックスタートがうまく出来ない時もあります。
私自身3〜4回失敗しましたが、何度でもやり直せるので大丈夫です。
トラブルでうまくできない時は「スマホ同士がしっかりと密着しているか」を確認して再度トライしてみてください。
もし、それでも出来ない時はアップルサポートのコミュニティーで色々な同じような経験をしている人が書き込みしているので確認してみるのもありです。
クイックスタート以外のデータ移行方法
iPhoneのデータ移行方法はクイックスタート主に2つあります。
- iCloudを使ったデータ移行(1〜4時間)
- iTunesを使ったデータ移行(15分〜30分)
もしクイックスタートを利用できない場合は、iCloud、あるいはiTunesを使ってデータ移行することを選択していきます。
この2つは長く使われてきたデータ移行方法で、主にバックアップからデータ復元する方法になります。
なので、使用する前に必ずiPhoneのバックアップを作成してから行いましょう
iCloudを使ったデータ移行手順
- 新しいiPhoneを起動し設定からAppとデータの画面になる>
iCloudバックアップから復元
をタップしApple IDでサインイン バックアップを選択
をタップし、iCloudに保存されている利用可能なバックアップのリストから、利用するバックアップを選択- 自動的にiCloudからバックアップがダウンロードされ、新しいiPhoneにデータが復元
iTunesを使ったデータ移行手順
- パソコンでiTunesを起動>Phoneとパソコンを接続
- パソコン画面上のiPhoneの操作画面を開く>バックアップを実行する>最新のバックアップに現在の日時が出ればOK
- 新しいiPhoneを起動>流れに沿って進み「クイックスタート」画面になったら下にある
手動で設定
をタップ - 流れに沿ってすすみ、Appとデータで
MacまたはPCから復元
をタップ>Phoneとパソコンを接続 - 「新しいiPhoneへようこそ」の画面が表示されたら、「このバックアップから復元」からバックアップを選択して復元
クイックスタートをしたけど、データ移行がうまく出来なかった事例(SNS)
便利なクイックスタート機能ですが、SNSではトラブルがあり出来なかった事例もあったので紹介しておきます。
iPhonexからiPhone13へ機種変終了😮💨
— れーこ【公式ミドラー🍀🦜🍏🥝📗💚】 (@R25455333) May 15, 2023
iTunesやiCloudを使わずに新旧のiPhoneを並べるだけでデータ移行できるというクイックスタートを試みる。
何度やっても出来ない!!
何とかwifi接続をしてからでないと出来ないことを突き止め無事終了。
こんなミス私だけかもだけど、役にたつかもだから呟いとく。
初代iPhoneSEの空き容量が無さ過ぎてデータ移行にクイックスタートは使えないしiTunesにもバックアップ出来ないしで1日潰れたわw
— ゆーじ (@yuji207) April 30, 2023
データ消しまくってなんとかTwitter出来る程度には復帰。2代目iPhone生活始まる。 pic.twitter.com/t2oqFkNz6m
出来ない原因として、多かったのはWi-Fi環境が安定していない(もしくは無い)、iPhoneのデータ容量が足りないなどでした。
どの原因でもiCloudでのデータ移行で成功していたので、予備のiCloudバックアップはやはり必要ですね。
iPhoneのデータ移行は新しいiPhoneになった時に必須なので、ぜひクイックスタートを活用してみてくださいね。
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