僕は3年間「ソフトバンクエアー」を固定回線代わりに使っていました。
使った感想を正直にいうと、
「電波が安定して、速度は遅くて、料金も安くない」ということです。
これだけ聞くと、「え、良いところあんまりないじゃん」と思うかもしれません。しかしメリットもあります。
ソフトバンクエアーを長年使った感想を含めたメリット・デメリットを赤裸々に見ていきたいと思います。
・ソフトバンクエアーを使って分かったメリット・デメリット
・月々料金の実態(実際に使っていた金額)
ソフトバンクエアーとは?

ソフトバンクエアーはソフトバンクが提供しているコンセントを挿すだけで使えるホールルーターです。
「工事がいらない自宅で使えるWi-Fi」とも言われています。
SoftBank Air
特徴はそれだけではなく、
・コンセントさすだけで使える
・1台で64台接続できる
・無制限
・安定したソフトバンク回線
このような感じで、手軽に使えるWi-Fiサービスといえます。
しかし、「値段が高い」、「ネット速度が遅い」などの声も多いです。
とか思うこともあると思うので、実際に長年使ってきた体験を元にもう少し詳しく見ていきます。
使ってみた感想を含めたメリット
初めに3年間使ってて感じたメリットを見ていきます。
・白くて可愛い
・コンセントにさすだけ
・電波が安定してる
・昼と深夜は電波早い
・本当に無制限
このような感じです。それぞれみていきます。
白くて可愛い

いきなり、外観の特徴からかよ。という声も聞こえてきそうですが、
これは彼女が言っていました。ボクもそう思います。
白くてね、形もなんか丸っこいので可愛らしいですね。
コンセントにさすだけ!買ってすぐに使える
本当にコンセントに挿すだけです。
詳しくいうと、コンセントを入れて、電源だち上がったら初めだけ利用するデバイスでWiFiを拾って、IPアドレスパスワードを入れる作業があるだけです。
電波が安定してる
ソフトバンクエアーは安定した電波も魅力だと感じます。
一人部屋なら問題なく電波通りますし、数十メートル離れたトイレでも接続しています。
これは、2.4GHz帯(範囲が広く通信の速さは普通)と5GHz帯(範囲は狭いが高速)の2つの周波数を利用し、環境に応じて切り替わる機能があるから安定した電波を供給できるのではないかと思っています。
一方、ポケットWi-Fiも利用していましたが、端末のスペックによっては、電話の範囲が狭い場合がありました。
昼と深夜は電波が早い
自宅の場合だと昼12〜15時と深夜3時〜朝6時くらいまでは電波よかったです。
(東京都内に住んでいます。)
大体30~50Mbpsが良い時は確認できました。
追記
色々あって、実は2020年でもモバレコエアーという契約でソフトバンクエアーを利用しているのですが、以前よりも速度が早くなっていると感じます。
理由は明確ではないですが、もしかしたら、利用者が減ったのは、基地局が増えたのかもしれません。
本当に無制限
体感的に、無制限なのは本当です。
少なくとも3年間使って、一度も低速や回線障害になったりしたことはありませんでした。
容量は毎月は100GB程度は利用していると思いますが、制限にはなったことはありません。
ですが、実はソフトバンクエアーで制限があるのでは?ということも言われています。
なんでも、「数日間で過度に大量ギガ数を使用する」とそのようなことになると。
ソフトバンク公式には、「集中する時間帯(夜間など)は、 サービス安定提供に伴う速度制限がある」と記載されています。
たしかにゴールデンタイムと言われる時間帯は通信速度は遅くなりますが、通信障害レベルではなかったです。
使って見て感じたデメリット
続いて、ソフトバンクエアーを長年使って感じたデメリットをみていきます。
・速度が遅い
・自宅でしか使えない
・値段が高いし、ややこしい
・解約時には「契約縛り」に注意
それぞれみていきます。
速度が遅い
速度ですが、個人的な感想を正直にいうと、遅いです。

ソフトバンクエアーは速度が上がる昼と深夜以外は2〜6Mbpsとかなり低い数値になります。

大体ゴールデンタイムとかは2Mbpsからよくて3Mbpsでした。
ちなみにスマホやiPhoneなどの4Gキャリア回線は場所にもよりますが、50〜 90Mbps程度の速度が出ます。
しかし、案外2.5Mbpsの電波状態でも不便な「YouTube(480p以下)」、「Macでブログ作業」は全然できます。
画像や動画加工は重いので、データのアップロードに時間がかかります。
追記
2020年中旬から、再度利用していますが、速度は早くなっています。
自宅以外で使えない
ホームルーターなので、自宅以外では使用することができません。
ポケットWi-Fiに比べるとここがネックな部分でもあります。カフェや出先で作業することが多いと結構不便ですし。
値段が高いし、ややこしい
値段は高いです。しかも少しややこしいです。
下に料金表を載せていきます。
*横にスクロールできます
分割購入(月々) | レンタル(月々) | |
ソフトバンクエアーのみ | 初めの12ヶ月:3800円(税抜) 12ヶ月以降:4880円(税抜) | 5370円(税抜) *レンタル代490円含む |
ターミナル割賦金:1650円(本体代59400円) *月月割-1650円=実質0円 | ||
ソフトバンクエアー +スマホ | 初めの12ヶ月:4300円(税抜) 12ヶ月以降:4880円(税抜) +スマホプランにより「おうち割」が適用される | 4880円(税抜) *レンタル代490円含む +スマホプランにより1000円割引(永年)になる |
ターミナル割賦金:1650円(本体代59400円) *月月割-1650円=実質0円 |
料金をみていると5000円前後で使える感じですが、僕自身は最終的に毎月6248円払ってました。なんで値段が高くなってしまったのかというと、
・月々4880円(割賦購入)
+
・Yahoo!BBプレミアムに加入して「あんしん保証サービス」を契約月々800円
+
・消費税10%
こんな感じでした。
「あんしん保証サービス」を流れで加入してしまったことで毎月800円も上乗せ請求になっていたんですね。
本体購入の場合に加入できるサービスです。
加入する場合は「Yahoo!BB」のサービスプロバイダに加入することが必要になります。
しかし、全く使わないで3年間が過ぎました。
よくよく考えれば、自宅に置いて使用しているので普通に使っていれば壊れる可能性は低いと思います。
・本体購入の場合、保証に加入すると料金上乗せになる
・落としたりした故障は交換で約20000円
・本体レンタルはレンタル代が490円かかる
・割引は12ヶ月しか安くならない
解約時には「契約縛り」に注意
本体を購入した契約の場合、解約時には契約縛りに注意が必要です。
なぜなら、通信自体の契約と本体代金の契約(割賦契約)は別契約であり、期間が異なるからです。
・2年間の契約縛り(通信料金)
・3年間の割賦割(本体代)
・更新月以外の解約は違約金9500円
すごい簡単な例を出すと、
「ソフトバンクエアーを2年使用して解約する」場合
違約金→かからない
割賦残高→19440円分(12ヶ月分、分割のままでOK)
「ソフトバンクエアーを3年使用して解約する」
違約金→税抜9,500円
割賦残高→0円(完済)
「ソフトバンクエアーを4年使用して解約する」
違約金→かからない
割賦残高→0円(完済)
このようになります。すばり一度契約すると4年目までは解約してもなにかしらの支払いをすることになるんですね。
ちなみに、4年目以降も2年単位で契約は自動更新します。
・2年更新月以外の解約は9500円の違約金がかかる
・3年以内の解約は本体料金の請求が残る
・違約金と本体料金がない4年目の契約更新月が解約のベストタイミング
まとめ
まとめると、
メリット
・コンセントにさすだけ
・電波が安定してる
・昼と深夜は電波早い
・本当に無制限
デメリット
・速度が遅い
・自宅でしか使えない
・値段が高いし、ややこしい
・解約時には「契約縛り」に注意
こんな感じです。
コンセントにさすだけで気軽に無制限に速度の安定したWi-Fiを使えるのは正直とても快適だと感じます。
デバイスも最大64台接続できるので、ファミリーで使用することも大丈夫です。
通信速度はそこまで速くないのでゲームや超高画質で映画を見たいなどは少し不便に感じるかもしれません。
値段に関しては、そこそこの値段ですが、ソフトバンクやワイモバイルで契約している方はおうち割が適用されるので、お得に利用できますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。