どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
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その特性を理解すればやる気を無くした時の対処もできるようになります。
ということでこの記事ではホメオスタシスについてみてきたいと思います。
[jin_icon_checkcircle color=”#66cdaa” size=”18px”]この記事の信用性
参考にさせていただいた書籍
この記事は、書籍「やる気のスイッチ!」を参考にさせていただいきました。
その中の「ホメオスタシス」にスポットを当てて、みていきたいと思います。
やる気が続かないのは当たり前
「やる気になるのは早いけど、やる気が続かない。」
「いつも3日坊主で終わる。」
こういうことって一度は経験あるのではないでしょうか?
チャレンジはできるけど、続かなかったりとかという事実が突起して出てきますが、言い換えれば、元の環境にいつのまにか。戻ってしまうということでもあるんですね。
そして、新しいことが続かないというのは、「現状維持を選択すること」と同じなんです。
これをホメオスタシス(恒常性維持機能)と言います。
ホメオスタシスの特徴
ホメオスタシスの特徴は、
・身体の調節機能を支えている
・環境の変化をストレスで伝える機能もある
です。
現状維時をさせるブレーキなのですが人体にもしっかりと影響している機能でもあります。
身体の調節機能を支えている
人間を含めた動物の体温調節や運動時の血液の流れを調節する機能があります。
どれも生命維持には欠かせない活動です。
身体が壊れないために異常な反応から「元の状況に戻そう」という働きをするというものです。
例えば、ジムに行ってランニング1時間走ったとします。
当然、汗をかきますよね。
これは血流が良くなり体温が上がるから起こります。
しかし、しばらく休憩すると収まり汗もひき、呼吸も戻りますよね。
人間の体温が急激に上がるとこの現象を異常だと判断して自身の身体が平常に戻そうとするんですね。
これが「ホメオスタシス」が身体に働いている状態なのです。
環境の変化をストレスで伝える機能もある
また、ホメオスタシスには「環境に適応した恒常性維持機能」の特徴があります。
動物を例にすると、天敵などに出くわして緊張し続けなければいけない場面には、興奮状態を維持するというものです。
このこの機能が備わっているおかげで、生物は厳しい自然の中で天敵から身を守る術を身につけたのです。
では、人間には「ホメオスタシス」はどのように影響するのでしょうか?
なぜやる気をなくすのか
「やる気」とは、平常心の状態からすると、いきなり発生した「異常事態」とも言い換えられます。
自分の感情は、いきなり出てきた「やる気」にびっくりして、生命を脅かすと考えてホメオスタシスが本能的に現れてしまいます。
そう、まるで自然界で遭遇した天敵のように。
これが、いわゆる「やる気が戻ってしまう」とか「3日坊主」の正体です。
別の例をしてみましょう。
例えば、
ボウリングで「平均100スコア」の人が前半調子良すぎて「スコア120超え」しそうな時、意気揚々と後半にのぞんだところ、ミスを連続して「スコア100」に収まる。
こんな経験したことある人もいるかもしれません。
これは、普段と違うハイランクの環境に行った時に、脳は「異常事態」認識してしまい、「ホメオスタシス」を働かせて正常に戻そうとしているのです。
先ほども書いていますが、この状態は「ホメオスタシスが働いた生物として当たり前の現象」です。
食べ物を食べたら、胃と腸で分解されるのと同じようなもの。
今までにいた環境(コミュニティ)というのは、本能的な感覚でいえば天敵のいない安全な場所です。
本能は長くいる所は生命維持できる所と判断するのです。
なので、その環境と違う場所や人と出会う所に行けば当然ですが本能からすれば「異常事態」ですので反応しますよね。
今まで安全な生活が脅かされるかも知れないからです。
「ホメオスタシス」を活かした、やる気をなくした時の対策
では、このホメオスタシスがやってきたらどうすれば良いでしょうか。
ズバリ対策は、2つです。
①状態を認識すること
②やる気はゆっくり小出しにする
詳しく見ていきます。
①状態を認識すること
認識することはここまで読んでいただいた皆さんは半分できていると思います。
ホメオスタシスの性質を知ることでなんとなくそんなことが働いているんだなぁとイメージできるからです。
あとは実際にその状態になった時に、「あ、今ホメってる」と認識することが大切です。
やる気が無くなることはこれからも確実にやってきます。
この時に、自分はすぐにやる気なくなると落ち込む必要もないですし、責める必要もないのです。
ただ、「ホメってるんだなぁ」と思えば、ネイティブなイメージを持たなくても良くなります。
②やる気はゆっくり小出しにする
急にやる気を全開にすると次の日には「あれ?やる気どうした?」となることが多いです。
この場合は、少しずつやる気を出していく感覚で進めていきます。
少しずつ、少しずつやって楽しみを残しておくかのように取り組む。
肩の力を抜いて仮定から楽しむことも大事です。
自分のセルフイメージが高まってる時はホメオスタシスを使って、その高まってる場所に向かおうとします。
なので少しずつこっそりと出して本能をびっくりさせないようにしましょう。
ホメオスタシスを活用する
ホメオスタシスをうまく活用させるには、その特性を知ることが大切です。
上記にもありますが、「現状に戻る」という特性があるのでこれを利用します。
例えば、憧れる人に自分もなりたい場合は、その人のいる環境に飛び込むことが良いと色んな自己啓発本などで言われます。
これは本当にその通りだと思います。
というのも、自分の成長につながる人と一緒にいると、その人の感じる風景や感性、反応や行動に違和感を感じなくなっていきます。
初めは緊張していても、名前を知り、生い立ちを知り、生活環境の中で共通している感性などを知っていくとどんどん距離が縮んでいきます。
そして、そうなった時には既にその人の空気感や癖がトレースされています。
初めは居るだけで辛かったのに、その「異常」が居続けることによって「通常」に変わり、現在の居場所が逆に違和感になります。
これをセルフイメージが書き換えられるとも言います。
これは引き寄せの法則などでもよく言われていますよね。
行動が習慣づけされると、潜在意識に刻まれていきます。
そして、現状そのものがグレードアップされていき、ホメオスタシスによってこれを維持していくようになるのです。
まとめ
ホメオスタシスによって私たちにどんな影響があるのかをまとめました。
やる気がなくなった時もこの特性が作用していると思えば、自分に自信がなくなることも責めることもなくなります。
胸を張っていきいきとして、目標に向かって行動していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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