
フィンランドや北欧の国が幸福度が高いのは有名だけど、どんな国民性が根付いているんだろう?
そんな疑問にお答えします。
どうも、ブログ運営者のポチ(@sunrise_033)です。
フィンランドは、先進国でもトップレベルです。幸福度ランキングが4年連続第1位の国でもあります。
フィンランド人はなぜこんなにも幸福なのでしょうか?
それは「シス」という言葉にヒントが隠させていました。
ではフィンランドの幸福を感じる哲学「シス」について、個人的な解釈を踏まえて紐解いてみたいと思います。

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フィンランドの幸福を感じる哲学「シス」の考え

フィンランドの幸福の哲学とも言われている「シス」は、英国が起源のタイムズ紙が2017年にこの「シス」を紹介したことで、世界に「シス」の考え方が広がりました。
具体的に翻訳することは難しいと言われてますが、もっとも意味が近い言葉として、
- 「忍耐強さと勇気」
- 「不屈の精神、困難にたえうる力」
- 「なすべきことは(自然に)なされる」
- 「不要な言葉、感情を、捨てさることで体得できるもの」
などと言われています。
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うーん、なんだか意味はざっくり理解できるけど、これが幸福に繋がるのかイマイチイメージできないかも。
次に「シス」の真髄の考えを紐解いてみます。
シスは、フィンランドの人でも、さまざまな解釈があります。
多様に使う人もいれば、滅多に使わない人もいますが、その真髄は下記にあります。
(といっても僕個人が色々調べた時に感じた印象です。)
・言葉よりも行動で示す
・シスの概念では、自慢も愚痴も存在しない
・今ある物事だけに全力で取り組む
・ニュアンスは自主的にやり続ける忍耐力
それぞれを詳しくみていきましょう。
言葉よりも行動で示す
フィンランドでは、言葉よりも行動で示すことに大事にすると言います。
「なすべきことをこなす(行動する)」
これが結果に繋がる近道だと考える人が多いのです。(もちろん、人によりますが。)
まさに言葉はいらない。寡黙に結果を出すクールなイメージでかっこいいですよね。
誠意を込める時なんかも言葉よりも行動とも言いますし、フィンランドは日本と似ている特徴も多いので共感できる人も多いのではないでしょうか。
フィンランドと日本で似ている部分
・パーソナルスペースが広い
・控えめな人が多い
・サウナが大好き(移動式サウナもある!)
・時間に厳しい
などなど
シスの概念では、自慢も愚痴も存在しない
上記に近いですが、シスの概念には、「自慢や誇張」は存在しません。
自慢や誇張はせずに、愚痴も言わずになすべきことをする。
「つべこべ言わずに手を動かす」って感じですかね。
とっても行動的ですよね。
誇張は自慢が多い人は虚栄心(自分のことを実際以上によく見せたがる気持ち)が高い人が多いです。
これは、裏を返せば自分に自信のなさをアピールしているようなもの。相手によってはマウンティングを取られているなんて思われるかもしれません。
フィンランドでは小さい頃から「個人としてどう考えるか」を教えられていることもあり、個人を大事にする側面があるのです。
今ある物事だけに全力で取り組む
「なすべきこと=今ある物事」であり、その物事にだけ全力で取り組みことが大事だと考えられてます。
「今、この瞬間を生きること」が結果として未来を作るのです。
スピリチュアル的な解釈をするなら、未来というものはありません(過去もありません)。それは脳が記録と予想したものにすぎず、全ては今の連続なのです。
「シス」のニュアンスで言えば、
今あることだけを、忍耐力を持って継続して取り組めばどんなに険しい道のりでも達成することができる
ということなのかなと解釈しました。
ニュアンスは自主的にやり続ける忍耐力
「シス」の考えをフィンランド人にその意味を聞いた内容がダイヤモンドインライン様の記事に載っていました。
フィンランド人に「シスとは何か?」と尋ねてよく返ってくる答えは、「シスは灰色の岩さえ突き破る」というたとえだ。仕事や人生において、困難があってもすぐにはあきらめないという強い気持ちを示している。
引用:ダイヤモンドオンライン
シスでは、「忍耐強くやり続ける」という概念があります。
諦めないで続けるという意味では日本でよく使われる「頑張る」に近いイメージもありますよね。
ですが、「シス」の言葉のニュアンスが少し違います。「頑張る」は辛いことを乗り越える、苦しくても頑張るといった感じでよく使われます。
これに対して「シス」は「したいことを自発的にし続ける忍耐強さ」というニュアンスなのだとか。
であるため日本人の使う「頑張る」よりも、使う頻度が少なく行動で示す国民性が反映されているとも言われています。
一人の時間を楽しむメゾット「カルサリカニット」

最後にフィンランドにのあるとっても幸せな気分になれる単語を紹介します。
それが「カルサリカニット」です。
略すと「自宅で下着一丁で酔っ払う」という意味になります。
フィンランドはひとりの時間を自分の過ごしたいように有意義に過ごす習慣があります。
ことフィンランドは極寒の冬と厳しい環境なことや、外食が高いということで自宅でのんびりする人も多いそうです。
そんなフィンランドの単語「カルサリカニット」は
誰の目も気にせずに大好きなことやしたいことをすることが何よりも幸福なのだと体現しているかのようです。
あとは、サウナはよく利用されてプライベートや出会いの場、ビジネスシーンでも使われるそうです。
実際にしなくても良いですが、僕たちも「カルサリカニット」の精神で周りの目を気にせずにひとりの時間を自分のしたことで楽しみたいですね。
まとめ
この記事ではフィンランドの幸福を感じる哲学「シス」について、個人的な解釈を踏まえて紐解いてみました。
「シス」をおさらいすると、
- 「忍耐強さと勇気」
- 「不屈の精神、困難にたえうる力」
- 「なすべきことは(自然に)なされる」
- 「不要な言葉、感情を、捨てさることで体得できるもの」
の意味合いがあります。
その真髄は下記にあります。
- 言葉よりも行動で示す
- シスの概念では、自慢も愚痴も存在しない
- 今ある物事だけに全力で取り組む
- ニュアンスは自主的にやり続ける忍耐力
世界の幸福度第1位の国フィンランドの幸福のメゾットを取り入れて僕たちの生活にも役立てていきたいですね。
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